鈴木莉加
莉加スタイル代表
18歳 アパレルメーカー勤務
22歳 結婚 佐川急便に転職
27歳 起業
15年間の妊活の末、出産
自己肯定感を高めたい人に送る11の話: kindle出版
負けず嫌いが幸せになる5つの秘訣 kindle出版
しゃけ:
二冊目のkindle本出版おめでとうございます!そして今日(2022年3月11日)は息子さんのお誕生日なんですね?おめでとうございます!
莉加さん:
ありがとうございます。kindle出版は締め切りがないのでいつでもいいのですが、いろいろな偶然が重なって今日になりました。息子は24歳になりました。
しゃけ:
本にも書いてあったのですが、「人生で一番幸せな日」が息子さん誕生の瞬間ですもんね?
莉加さん:
はい。22歳で結婚したのですが、15年間の妊活の末生まれてくれた子なので。感激でしたが、恐怖でもありましたね。33週で大量出血からの帝王切開だったので、すぐにNICU(未熟児集中治療室)に連れて行かれました。
2000グラムはあったのですが、黄疸はすごいし、皮と骨しかみえない状態でどんどん体重が減っていくんです。細い管から2回輸血をしてもらって、助けていただきました。
しゃけ:
わ。今の息子さんのお写真からは想像できないですね。ご立派になられて!莉加さんが献血に行かれるのもその体験からですか?
莉加さん:
小さく生まれた息子も、大学に行ってから6年間ラグビーをしていましたからね。今は就職して一人暮らしをしています。kindle本の出版も最終チェックしてくれたり、原稿がすっ飛んだ(出版直前にパソコンのどこかのキーを押しちゃいました)時にも助けてくれました(笑)
輸血で息子の命を繋げてもらったという気持ちがあるので、できる限り献血を続けたいと思っています。誰かのお役に立てたら嬉しいです。
しゃけ:
莉加さんのご著書からも「誰かのお役に立ちたい」という気持ちがよく伝わってきます。小さいころの夢は何でしたか?
莉加さん:
私は恵まれたとは言いがたい家に生まれました。お酒を飲むと暴れてしまう父から逃げるように、親戚の家にお世話になったりして。動作も暗かったからか中学ではいじめにあったり。大学に行って学校の先生になるのが夢だったのですが、「中学を卒業したら働きなさい」と言われていましたね。
なんとか商業科の高校に行かせてもらえたのですが、朝からバイトをして、学校からそのままバイトへ。稼いだお金で妹たちに夕飯を作ってあげるのが当たり前でした。でも、楽しかったんですよね。昔から誰かのお世話をしたかったんだと思います。16歳の時に父を亡くし、母子家庭の長女として、「母親を助けたい」という思いがずっとありました。
母に「あんたは負けず嫌いだね」と言われますが、母に似たんだと思います。辛いことがあっても笑顔で涼しい顔をして乗り切りたいんです。
高校卒業後に就職したアパレルメーカーでは、受付などの仕事をしながらオペレーターの国家試験に合格。それも楽しかったですね。
しゃけ:
そして22歳でご結婚ですか?
莉加さん:
はい。結婚後に入った会社、佐川急便では佐川社長と夫人に大変気に入ってもらい、仕事に燃えていました。でもある日倒れてしまったんです。過労だったのかな。
朝、会社のロッカー室で寒気がして発熱。即入院でしたね。人生で仕事をお休みしたのはその一か月だけだったかもしれないです。
しゃけ:
その間妊活もしていたんですよね?
莉加さん:
不妊治療には合計1000万円はかかったと思います。妊活を続けるためにもお金が必要でした。
嫁いだ家は創業96年の老舗で、一族全員会社を持っているというような環境でした。叔父が「やってみないか」と誘ってくれたこともあり、27歳の時に起業し、30歳の時には2軒目の家を建てることができるまでに。今3軒目の家に引っ越したばかりです。
しゃけ:
本の出版も「誰かのお役に立ちたい」が原動力ですか?
莉加さん:
日本人は特にうつ病の方が多いなと思っていて、もし、そういう方たちが私の本を読んで元気になってくれたら・・・というのが一冊目を書いたきっかけです。でもつい数か月前までは、普通の主婦がどうやって本を出すのか全く分かりませんでした。本を出せるなんて想像もしていなかったんです。そんな時にクラブハウスで著者の方たちと直接お話しできるルーム「著者トークルーム」に誘われて。そこでしゃけさんとも会うことができたんですよね。
クラブハウスって何ですか?ブログって何ですか?キンドルって何ですか?っていう状態の私に優しくしていただいて。オリエさん、ミコリーさん、皆さんとの素敵な出会いに感謝です。
還暦を過ぎてから、こんなことが起こるなんて!と毎日驚きがいっぱいです。そして、普通の主婦の私にもできたのだから、もっと能力のある方々はもっと素晴らしいことができるでしょう。そういう皆さんに一歩を踏み出す勇気を持ってもらえたら、という思いで二冊目を書きました。
幸せって結局は「人との繋がり」ではないかな、と思っています。ちょっとした挨拶を自分からするとか、そういう当たり前の小さな行動がやがて大きな幸せにつながるのではないでしょうか。
もちろん失敗や反省もありますが、今日は誰を笑顔にできるんだろう、私にできることはなんだろう、と考えている時が楽しいんです。人のお世話が好きだと、おせっかいとか、大きなお世話!と思われることもあるとは自覚しているんですけどね(笑)これからも献血とご恩返しを続けていきたいと思います。
2022年3月11日にクラブハウスで行われた音声インタビューはこちらから聴くことができます。
莉加さん
貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました😊三冊目も応援しております📣
しゃけさん
この度は、出版記念ルーム及びインタビューの記事を掲載していただきありがとうございます。
これからも、日々精進して、三冊目に挑戦して参ります。
しゃけさん
この度は、出版記念のルーム開催及び、インタビュー記事の掲載ありがとうございます。
これからも、多くの学びや経験を通して、【誰かのお役に立ちたい】と思っております。
日々、精進して参ります。