理梨映(オリエ)
著者 棚ぼた開運、開運出版、開運命名、姓名鑑定など
5歳で裁縫(なんでも自力でやってしまう)
バイトは家庭教師、塾講師、ピザ屋店長代理(なんでもできてしまう)
日大建築学部で建築を学ぶ
デジタルハリウッドでグラフィックデザインを学ぶ
朝日新聞に投稿が掲載される
24歳 起業(ウェブデザイン制作事務所)六本木へ
政治経済雑誌(父親が編集長)で挿絵、記事執筆
SNS(mixi、メルマガまぐまぐ、トモモト、化け犬.jpなど)で発信
恋愛コンサルタントとしてアエラ、BS朝日、anan、SPA!、ViViなどで取材を受ける
29歳 バセドウ病発
30歳 熊本へ移住
高千穂の神主(霊能者)から、神事の道へスカウトされる
卵デニッシュ部長としてレシピ本に登場
「運がよくなる心と体のととのえ方67」(主婦の友社)出版
44歳 Clubhouseで「出版界のおやっさん」こと、川田修氏と出会う(耳恋)
出版企画グループ「リベルタ・パートナーズ舎」主宰
右脳(言語)と左脳(数字)のハイブリット化を楽しむ
「言葉の魔術師」「現代の卑弥呼」と呼ばれる
出版界のモデレーターとしてクラブハウスで活躍中
Facebook Instagram Twitter lit.link
しゃけ:
オリエさんの毎日のフェイスブック投稿、とても楽しくて。毎日素早い返信をありがとうございます。
オリエさん:
このコメントにはなんて返そうかな、ってこちらも楽しみになっています。フェイスブック投稿も脳の遊びですよね。まさに「知識で遊ぶ」です。
しゃけ:
オリエさんの著書「運がよくなる心と体のととのえ方67」読ませていただきました。とても面白かったです。そこでまず「運」についてお聞きしたいのですが、運命と宿命の違いというか、運は自分次第でどうにかなるものとお考えですか?
オリエさん:
そうですね。実は運はみんないいんです。生まれつき運が悪い人はいないと言ってよいと思います。生まれました、死にました、めでたしめでたしという宿命の中で、余計な事をすると運が悪くなる、という考え方ですね。
でも、この考えに至ったのは37歳くらいの時です。
しゃけ:
なるほど。オリエさんの若い時代の声を動画で聞きましたが、別人のようでしたもんね。
オリエさん:
そうですね。魂が入れ替わるというのは、ウォークイン現象(憑依)と言われるんですけど、私の場合は体が別人になったという感じがありますね。コスチュームの改造というか。(笑)若いころは一重まぶたでネコっ毛だったのに、今は二重でストレートの髪の毛になっています。
しゃけ:
!!確かに!!変身した感じがありますね。できる女→闘病→卑弥呼(笑)幼少期から教えていただけたら嬉しいです。
オリエさん:
私の母は結婚してからも銀行員として働き続けていたので、私はゼロ歳児から保育園育ちでした。保育園に送ってくれるのも授業参観も父親で、5歳年下の弟の面倒を私が見ていたという感じで、小さいころから一人でなんでも自分でやってしまっていましたね。5歳のころには針を持って裁縫していたし、朝親が起こしてくれるというのもないから、高校時代には自分で起きてお弁当作っていました。母は天真爛漫。天然で楽しそうに生きている人ですが、育児は放置でした。母性が強くないというか。父は東大卒で私と弟から尊敬される存在でしたが、育児は放任でした。今思えば、自由にやらせてもらったことへ感謝なんですけど、当時は母親への嫌悪感が強かったです。
学校でも責任感が強くて、真面目でがんばり屋で、学級長やって生徒会やって。部活やって、英会話、塾、自主学習。人に頼ることがあまりないまま大人になってしまいました。自己決定できるようには育ったんですけど、人とのかかわりはあまり上手にできていなかったと思います。
困ったのは男女関係です。両親が仲良くしている姿をほとんど見たことがなかったので、普通の男女の恋愛事情がわからなすぎて、本で学びました。真面目なのでなんでも研究しちゃうんですよね。ジョングレイ博士の本とか。
しゃけ:
なにごとも、研究→分析→実行→成功という感じですね。
オリエさん:
今も研究分析好きですね。その分析結果を人に教えるとかアドバイスするという今の仕事にもつながっていると思いますが、自分を使って人体実験をした結果をレポートしている感覚はありますね。 バイトも塾講師や家庭教師をしていたので、人に教えることは楽しいです。私のバイト先の塾には私の弟も通っていました(笑)ピザ屋のバイトもしたことがあるんですが、接客、発注からクレーム処理まで、3年目には店長代理もやる状態に。どこに行っても頼られるばかりでした。
23歳で初めて心と体がなんだかおかしいなと感じてカウンセリングに通いだしました。
しゃけ:
ノイローゼですか?
オリエさん:
はい。暗闇時代に突入です。カウンセリングを受けて、機能不全家族、アダルトチルドレンとか心理学、鬱など、心と体の仕組みについて研究分析するようになり、カウンセリングの手法を身に着けました(笑)
自分が実際に体験したことがあれば、アドバイスもしやすいですから、この体験は今の仕事の役に立っています。
心身が回復した頃に、勤めていたベンチャー企業が倒産しかけてリストラに。そのまま24歳でウェブデザイン制作事務所を設立、家を出て六本木で一人暮らしをはじめました。
研究と実行の末、恋愛もクリアしたというかうまくいったので、恋愛コンサルタントとして雑誌やテレビに取り上げられるようになり、「本を出さないか?」と言われて、企画書を書いたんですね。そして「男は5歳児」という本の表紙と企画書を作り終えたくらいのときに、また体がおかしくなりました。
しゃけ:
再び体調不良ですか?
オリエさん:
バセドウ病を発症しました。療養のために当時の夫と熊本に引っ越しますが、バセドウ病で顔が変わったショックから、引きこもりになりました。一緒に恋愛コンサルタントしていたお友達は順調に本を二冊出版していましたから、暗闇の3年間はその友達と連絡が取れない精神状態でした。
また、夫の家族と二世帯同居をはじめたら二週間後には謎の激痛に襲われるようになり、一番酷い状態のときは激痛過ぎて呼吸もできないほどでした。
しゃけ:
そこからどうやって元気になっていたのですか?
オリエさん:
高千穂にいる神主さん(霊能者)から「あなたには声や言葉に力があり、あなたは巫女修行をさせられています。私と同じ仕事をしませんか?」とスカウトされたんです。(笑)また、(母の失言をきっかけに一気に離婚まで至ったんですが・・・)離婚したら私の病気が消えたので、KYな天敵だと思っていた母のことを尊重できるようになりました。
しゃけ:
おお。ここから神社研究に入るのですね?
オリエさん:
祝詞(のりと)を唱えたり、沖縄に神様テストを受けに行ったり、台湾では聖地で祈ってまわり、私が描いた白龍画を現地の人に手渡したり、聖職として水汲みをしたり、龍神様が大好きな卵でパンをつくる卵デニッシュの開発をしました。
その頃に主婦の友社から「本を出しませんか?」といお声をかけていただき、レシピ本を2冊出した後に書き上げたのが、著書「運がよくなる心と体のととのえ方67」です。
しゃけ:
私は哲学が好きで神社についての知識が全くないのですが、オリエさんのお話はどれもしっくりくるし、哲学と似ているなぁという感覚があります。オリエさんのちくわ論が好きです。ちくワーク、ちく話術・・・人間は一本の管(パイプ)でできているから、流れを良くしておけば心も体も整うはずですね。その管を流れているのがエネルギーと書いてありますが、哲学で言う「魂」(ソウル)と考えても良いですか?
オリエさん:
そうですね。魂とは何か?と聞かれたら「エネルギー」かもしれません。目には見えないけど、パワースポットに行くとエネルギーチャージされたように感じますよね。「運がよくなる」ということはつまり、自分でエネルギーチャージできるようになり、最終的には自分自身がパワースポットになってしまえば無敵ということなんです。
しゃけ:
うんうん。クラブハウスでオリエさんがモデレーターをしているお部屋で私はエネルギーチャージさせてもらっているし、そのお部屋での出会いはいいことばかりが起こっています。ありがとうございます。オリエさんもクラブハウスで素晴らしい出会いがあったのですよね?
オリエさん:
耳から入る恋って、いいですよ。一緒にいてこんなに居心地のよい人とは初めて出会いました。視覚情報がないクラブハウスでは、「声」が重要なポイントですね。どんな声が聞き心地がいいのかは、今までの人生すべてが関係してきます。私はクラブハウスを始めたときはもう隠居したような状態で、新しい出会いとかパートナーとかを求めてはいなかったんです。基本的に一人でなんでもできてしまうし、一人で楽しく生きていけるので。それでもパートナーがいる幸せ、女の幸せ、というものを見つけたような。過去に後悔することはなにもないですが、どう考えても今が一番幸せです。薄味低刺激の幸せを毎日更新している感じです。
しゃけ:
わーー。幸せオーラが眩しい!お二人で出版社を始めたのですか?
オリエさん:
はい。「 リベルタ・パートナーズ舎 」では、出版したいと思っている方のお手伝いをしています。私もパートナーも本が大好きで長く出版界にいるので、恋愛、心理、小説、ビジネス・・・守備範囲は広いので、これから本を作っていくのが楽しみです。
しゃけ:
パートナーの川田さんは元編集長ですもんね!これからの夢はありますか?
オリエさん:
ゲームで言うと今はボーナスステージにいる感じです。ボーナスステージには明確な夢や希望はなくて、今までの人生の余韻を楽しむ状態というのかなあ。私も本を出したい気持ちもありますし、パートナーは小説をいつかは書きたいようなので、二人で旅をするようにのんびりと楽しく過ごせたらいいなと思っています。
オリエさん×しゃけの音声インタビューはこちらから聴くことができます。
後半にオリエさんの祝詞ライブが収録されております!
渡邉さん、ありがとうございます!
とても素敵です。感動しました。