マイク(Mike Kinoshita)YouTube マイクの英会話サロン TikTok instagram X
ハイネイティブ最年長オフィシャルライバー
1950年生まれ横浜在住
東京→ロサンゼルス→ニューヨーク→東京→横浜
20代 留学 ロサンゼルスビバリーヒルズへ 英国通信社ロイターに入社
30代 ニューヨークへ ロイター社内で業績1位を獲得
50代 日本へ 退社後コンサルティング会社を経営
60代 脳幹梗塞 癌手術2回
70代 リハビリを兼ねSNSで発信を開始 「マイクの英会話サロン」
73歳 【ハイネイティブ最年長オフィシャルライバー】として活躍中
しゃけ:
マイク、【ハイネイティブ】という言語のアプリで大活躍中だそうですね。ルーキーチャレンジで1位を獲得したのですって?
マイク:
はい。ありがとうございます。応援してくれる皆様のおかげです。ルーキーチャレンジというのは配信を始めて最初の20時間しかチャレンジできないのですが、3回チャレンジして1位を1回、2位を2回獲得しました。
しゃけ:
順位があると燃えてしまうマイク、さすがです。30代で世界のロイター社で1位を取ったということですからね。幼少期から勉強や運動でもいつも一番だったのですか?
マイク:
もうね、何十年も前の話だから・・・。上には上がいることは知っていますよ。でも小さな勝ちぐせというのかな、どんな場所でも一番になることは気持ちいいじゃないですか。
ここではどうやって戦ったら勝てるのかと戦略を立てて実行していくのが好きなんでしょうね。順位があると確かに余計やる気になってエネルギーが湧いてきます。
しゃけ:
ご病気の時はリハビリに燃えるしね。
マイク:
そうね。でも10年前に脳幹梗塞で全身が動かなくなった時には「もうこのまま死んだ方がいいんじゃないか」って真剣に思いましたよ。さすがに落ち込みました。今は笑い話にできるほど回復したのだけど、しゃべれない時は本当につらかった。脳幹梗塞になったら9割以上の方がそのまま動けなくなってしまうのが普通だそうです。
後遺症はたくさん残っていて、好きだった楽器の演奏、バイクや車、旅行は諦めたかな。字や絵を描くのも諦めています。歌もうまく歌えなくなってしまったし。
残されたのは「しゃべること」くらいだから、ハイネイティブという配信アプリで世界中の方々と話すことができる今はとても幸せです。
しゃけ:
ハイネイティブでは日本や日本語に興味のある世界中の方々と出会うことができますね。
マイク:
病気の前と比べたら速度は遅くなったけど、英語は覚えているんだよね。
しゃけ:
十分です(笑)ニューヨーカーの英語は速いですよね。ニューヨーク時代はなにで一位になったのですか?
マイク:
エグゼクティブたちのマシンガントークについていくのは最初の半年は大変でした。なにで一位かって、会社の売り上げを圧倒的に伸ばしたということで表彰していただきましたね。
僕のためにそういう表彰式を初めて作ってくれたんです。ロンドン本社も含めて世界中のロイター社の中で一位の業績を収めたと。
しゃけ:
日本人で初めてロイター社の大きな角部屋をもらったのはマイクかしら?後にも先にもいないかも?
マイク:
どうだろう。自分の知る限りはいないかな。順位を気にする割に他の人が何をしているかをあまり見ていないのかもしれない。昨日の自分と今日の自分の戦いに集中しすぎているから?(笑)
もともと一匹狼で誰かとつるんで仕事をするのは苦手だったのだけど、ハイネイティブでは人とのかかわりがとても楽しい。今まで仕事人間すぎて、利害関係のない人と話す機会が全くなかったからか、すべてが新鮮な体験で毎日ワクワクしています。
しゃけ:
顔出しのライブ配信を始めてからかっこよくなったし、健康になったのではないですか?
マイク:
それは感じます!見た目に気を遣うようになったよね。何十年前の帽子やスーツやネクタイを見て20代や30代の子たちが「Awesome!」と言ってくれるんですよ。最初は信じられなかった。ヴィンテージでクールだって。こんなに嬉しいことはないです。
外からの配信も喜んでもらえるから散歩するようになったから痩せました。
しゃけ:
この笑顔!以前とお顔が違いますよね?
マイク:
優しい言葉をかけてくれる皆さんのおかげで、精神的にも満足感でいっぱい。自分の人生で本当に今が一番幸せだと思っているんです。たくさんの若い人たちに「あなたの生きがいはなに?」「人生の意味を教えて欲しい」という質問を受けるので「Reason to Live」というエッセイを書きました。読んでいただけたら嬉しいです。
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Reason To Live
At this age (73), there are probably only family and close relatives who truly know me in this world.
Even with family, it’s doubtful if they really understand the real me.
Who was I so concerned about social appearances for?
How well do I really know my wife?
Certainly, we’ve spent almost every day together for over 40 years.
For four decades, I’ve been told, “You’re someone who doesn’t understand a woman’s heart.”
Maybe I still don’t understand anything.
The idea that understanding can come with time seems like an illusion.
Certainly, something dramatic has changed since Valentine’s Day in 2023.
Imagine an unstoppable chemical reaction or a continuously gushing spring.
Is this a true story, a fabrication, or a dream?
What was my “life” that I had believed in until now?
Everything I thought was clear has been shrouded in mist and become vague, but it feels pleasant.
Comfortable, fluffy, dreamy days continue.
生きがい
この歳になれば、自分のことを知っている人はこの世に家族、親族くらいしかいない。
家族さえ、本当の自分を知っているか怪しい。
あれだけ気にしていた世間体とは一体誰のことを言っていたのか。
自分が妻のことをどのくらいわかっているのか?
確かに40年以上ほぼ毎日一緒に過ごしてきた。
40年間「あなたは女心がわからない人だ」と言われてきた。
いまだに何もわかっていないのかもしれない。
時間をかければ理解することができるというのは幻想のようだ。
2023年のバレンタインデーから劇的に何かが変化していることは確かである。
止まらない化学反応、あるいは湧いて出続ける泉を想像して欲しい。
これは本当の出来事なのか、作り話か、夢なのか?
「自分の人生」と今まで思い込んでいたものはなんだったのか。
いままで明確だと思っていたことすべてが霧に包まれ、あやふやになったが、気持ちいいのである。
快適でふわふわと夢心地の日々が続いている。
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しゃけ:
わあ、いいですねえ。YouTubeも始めたのですか?
マイク:
はい。チャンネル登録していただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
Mike Kinoshitaインタビュー記事Vol.1はこちら
Mike Kinoshitaインタビュー記事Vol.2はこちら
Mike Kinoshitaインタビュー記事Vol.3はこちら
そうだそうだ!終わりよければ全てよし⭕️こちらこそ貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。励みになります。
沙紀、素敵な記事と、写真もありがとうございます。自分ではない感じもしますが、「良いじゃないの、今が幸せなら!」