阿部 安基子(あべ あきこ)Instagram Litlink
静岡県生まれ 東京都在住
声解析士 メンタルコンサルタント
大学時代 ニューヨークへ 心理学を学ぶ
帰国しテレビ局に入社(3年)
外資系金融企業に勤務(10年)
20代 結婚
30代 二人の娘の母親になる
40歳 自己免疫疾患にかかり人生の終わりを意識したが、奇跡的に復活
二女が不登校になり改めてカウンセリング学を学び直す
大学のキャリアカウンセラーとして3年間非常勤講師として勤務ののち独立
クォンタムヴォイス(声解析•声診断のソフト)を使うカウンセリングが人気沸騰中
しゃけ:
早速ですが、私の声を解析してくださるのですか?
あきこさん:
はい。ぜひ今ここでやってみましょう!
全体のバランスが良いですね。一番多いのがブルー。これは、コミュニケーション能力が高い、冷静沈着、広い視野で物事を見る、企画力にすぐれていることを示しています。2番目は、ネイビー。直感力、神秘的、冷静に物事を分析する、研究するのが好き。
ほとんど同じくらいに、ライムグリーン。自己価値が高い、相手の立場を尊重する、真の優しさ、人を巻き込むようなリーダーシップがある。
次はアクアブルー。芸術的才能、ゼロから何かを生み出す力、場の空気を読む、時代の流行に敏感。
グリーン。これは、人の話をよく聴く力、穏やかな安心感、温和、親しみさ。
そして、潜在意識から顕在意識までのバイオレット、マゼンダピンク。これは、無性の愛、精神性の高さ、人を癒す力、美意識、いずれにしても、愛が大きい方です。
しゃけ:
えーー!嬉しい!声が色になってる!声だけで潜在意識まで見えるんですね?
あきこさん:
面白いでしょう?顕在意識、下意識、潜在意識が特徴別に色分けされて表れます。隠れている能力を発見することができますよ!クォンタムヴォイスアカデミーの体験セミナーで知り合った、稲井先生とあゆ美先生に教えていただいたもので、私もカウンセリングなどに使わせていただいています。キンドルで電子書籍も出ていますので興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
人生を変える『声の学校』
稲井英人・由結あゆ美・ユウキアユミワールドアカデミー・クォンタムヴォイスアカデミー著(Kindle版)
声解析に出会えたことにとても感謝しています。
しゃけ:
「クォンタムヴォイス」奥が深いですね。
ニューヨークの大学に留学されたと聞きましたが、小さいころから大きな夢があったのですか?
あきこさん:
子供時代に大きな夢?うーん、ありませんでした(笑)
高2の時に進路を決める時なぜか「私の居場所はここではない」と強く思ったんですね。なぜかわからないんですけど。先生に勧められたニューヨークの大学と心理学に興味を持ったのですが、合格をもらえるとはとても思えませんでした。でも「受けるだけ受けてみよう」という気持ちで受けてみただけなんです。でも、受かったからには親の反対を押し切ってニューヨークに行かせもらいましたよ。私の人生はいつも行き当たりばっちりです(笑)
しゃけ:
わお!なるほど。ニューヨークの大学生活はいかがでしたか?
あきこさん:
その時、私は大学内にある一軒家のドーミトリーに住んでいたのですが、ラッキーなことに、その一階が恩師である教授のオフィスでした。
授業が終わった後、毎回教授の部屋で補習授業をしてくださいました。本当に娘のように可愛がってもらいました。
あとは図書館と公園で勉強。遊んだ記憶はほとんどありません。当時ラジオから必ず流れていたのがStyxの「ベイブ」という曲だったので、今でもこの曲を聞くと当時を思い出します。「音」や「声」は不思議ですよね。時空を越えますね。
当時はニューヨークの大学に日本人女性がいること自体が珍しかったのか、お友達に恵まれて芝生の上で楽しい学生生活を送ることができました。リスやスカンクもいて、大都会なのに自然がいっぱいでしたね。でも、両親(特に父親)から「とりあえず一回帰ってきなさい」と言われて帰ったら、次の渡米は大反対されて・・・教授にもそれ以来会えなくなってしまいました。これもまた運命かな。
しゃけ:
そして東京で一人暮らしを始めたのですか?
あきこさん:
東京に親戚が多かったので、親族のそばで一人暮らしをさせてもらいました。テレビ局も受けてみたら受かったという感じですが、そこで夫に出会えたのでそのためかだったかもしれませんね。
最初は広報で、映画の宣伝のために海外からいらっしゃるタレントさんたちを次はこちらの番組へと、案内する仕事をしていました。部署が制作になってからは、ADとして温泉巡りの番組やギネスに挑戦する番組に携わりました。仕事帰りに「飲みに行く?」と聞かれて「飲みに行くってなんですか?」と言ったくらい遊びを知らなかったんですけど、いろいろと教えていただきました。夜中に飲み歩く大人の世界を初めて知りました。
しゃけ:
あきこさん!かわいすぎます!ご結婚でテレビ局を辞めたのですか?
あきこさん:
その時はまだ結婚していませんでしたけど、ある方に誘われるままテレビとは全く違う外資系企業に就職をしました。ここでも行き当たりばっちり!(笑)
しゃけ:
ふむふむ。旦那様は「ご神木」と呼ばれるような方とお聞きしました。ケンカしたことはないのですか?
あきこさん:
結婚して38年、ケンカしたことはないですね。ケンカにならないというか。彼はいつも大きな木になってくれていて雨が降れば雨宿りさせてくれるし、日が強すぎれば陰になってくれるんです。同い年なんですけど、私は彼の中で自由にさせてもらっているという感じでしょうか。
しゃけ:
!!!最高ですね。感動です。
あきこさん:
いえ、ケンカしないことがいいことかどうかはわからないですよ。言いたいことを言い合ってケンカして仲直りして・・・というのもちょっとうらやましいという気はします。というのも、私は昔から人の気持ちを感じてしまう能力が強すぎるのか、自分の気持ちをないがしろにしてしまう傾向があって、それが体の不調につながったかもしれないんです。
40歳の時、ほとんど死にかけたというか、大病し、もう完全に終わりだなという体験をしました。
そこから自分を見つめ直す内観の旅が始まりました。実際たくさん旅をしました。アリゾナ州のセドナの山のてっぺんで、衝撃的な経験(自分の前世を感じたり)があり、本当の自分を発見したり!
毎年セドナ(アリゾナ州)に行っていた時期もあります。セドナの方々は夕日を見る時間をとても大切にしていて、一日が無事に過ごせたこと、今日を生きられたことに感謝を捧げるという習慣があります。
『歳は諦めよう』と思っています。つまり、明らかにする。
物事の理をはっきりした上で、その理に合わないことを捨てるだけで、自分は諦めない。ということでしょうか。
「ああいう大人になりたいな」と若い方たちに思ってもらえるような人間になりたいんです。そして、出会いとはゴールではなくて「ご縁」なので、繋いでいくのが私の役割だと思っています。いただいたご縁はどんどん繋いでいきたいです。
場所も同様に、良いと思った場所に連れて行くという、ヒーリングツアー、アーシングツアーをしています。テレビマンのご神木(夫)が車を出してカメラを回して編集して、一時間の作品にしてくれているので、夫は仕事でも良きパートナーです。
行き当たりで生きているというと「ラッキーなだけ」と思われがちですが、私はいつでも「今」に集中しています。まずは私の目の前に来てくれた方に集中。人と人とが出会うことは毎回奇跡のようなことなので、丁寧に大切に接することを心がけています。他愛のない「会話」をするだけで癒し癒される人間になることが私の目標です。