牡丹lit.link/Botan Yuzuki
福岡県出身在住 ❁botan❁
アーティスト・ウクレレシンガー(作詞・作曲)・中国茶カフェ経営者・アート書家・二胡奏者
オリジナルウクレレ弾き語り「さくらばな」「Believe in Myselfe」「は・つ・な・つ 〜early summer」「雨音〜あじさいの季節のなかで」
Kai Nakamura instagram
キーボード奏者・DJ・ラジオパーソナリティ・ミュージシャン(作曲・編曲)
ソロウクレレ 「さくらばな」「アロハレルヤ」
しゃけ:
牡丹さんの「さくらばな」をYouTubeで聴かせていただきました。素敵ですね!牡丹さんの初めて作った曲「さくらばな」がクラブハウス内で流行っていると聞きました。昔から音楽活動をされていたのですか?
牡丹さん:
ありがとうございます。「さくらばな」は私が生まれて初めて作詞作曲をした曲です。歌を歌うのは昔から好きだったのですが、楽譜が読めないのでピアノなどは弾けません。
中国の文化が好きで、二胡という楽器に出合ったのですが、二胡の楽譜は数字だったんです。ドが1、レが2。これなら読める!と思って練習しはじめたのが楽器との出会いです。二胡はバイオリンのように弓で弾くのですが、フレットがなく感覚で弾く感じです。
ウクレレを始めたきっかけは誕生日の前の日にクラブハウスでハッピーバースデーを弾くお部屋があり、「誕生日の夜1人なので今日は歌を聴きにきました」と言うと「じゃあみんなで牡丹さんをお祝いする部屋をたてましょう」と本当に誕生日にお部屋を開いてくれて。10人以上の方がメッセージと歌を1人ずつ歌ってくださったんです。「ウクレレは愛の楽器だ!」と誕生日プレゼントでウクレレを買ってもらい、その次の日からクラブハウスで部屋をたてて成長を見守ってもらっています。ウクレレを始めてから1年2か月くらいになりました。
ウクレレを弾いているうちに「自分で曲を作ってみたい!」という気持ちになりましたが、どうしたらいいのかは全く分かりませんでした。でも「作りたいな、作りたいな」と思いながら過ごしていたら、ある日、クラブハウスで運命的な出会いがあったんです。
その時はすべてのことが順調にスルスルと進んで、たぶん「神がかっている」ってこういうことなんだと思うんですけど、その出会いから2時間後にはこの曲「さくらばな」が出来上がっていました。
しゃけ:
え?2時間で?
牡丹さん:
そうなんですよ。自分でも驚きました。楽譜も読めないけど、できちゃったんです!
さらに、奇跡のようなことは続きました。「さくらばな」を聴いたmocoさんが歌用の楽譜を、ミュージシャンのKaiさんがウクレレソロの楽譜を作ってくれたんです!そうしたら「楽譜をください」という方が現れ、MV用のオーケストラバージョンの音楽を歌手のパティオさんが作ってくださったり、ミュージックビデオを作りましょう!と本格的なMVを作ってくれるtenさんが現れ「さくらばな」をいろいろなバージョンでたくさんの方が弾いてくださる現象が起こっています。
しゃけ:
わー。Kaiさんのソロバージョンもとても素敵ですね。Kaiさんは日ごろから作曲をされているのですか?
Kaiさん:
ありがとうございます。はい。今はDTMの作曲やラジオのパーソナリティをしています。「さくらばな」僕だったらこうやって弾きたいな、という思いを素直に演奏させていただきました。僕が音楽に興味を持ったのは14歳の時です。TM NETWORK(シンセサイザー音楽バンド)に憧れてピアノをはじめました。
しゃけ:
クラブハウスの偶然の出会いってすごいですよね。このインタビューにもKaiさんに突然参加していただけることになって感謝です。
牡丹さん:
私はコロナになってからほとんど外出していないので、一度も誰とも実際にお会いしたことはないんです。みなさん遠くにお住まいですしね。それなのにこんなに仲良くしていただいて嬉しい限りです。
2曲目の「Believe in Myself」3曲目の「は・つ・な・つ 〜early summer」、4曲目の「雨音〜あじさいの季節のなかで」もクラブハウスで助言をいただきながら作ることができました。
しゃけ:
もうすぐ「雨音〜あじさいの季節のなかで」のミュージックビデオもできるのですね?楽しみです。牡丹さんの子供のころの夢はなんでしたか?
牡丹さん:
子供のころはお花屋さんになりたかったかな。おしゃべりが苦手でおとなしい子だったので今の私とはぜんぜん違うかも。「特徴のあるいい声だね」と言われて声を使ったお仕事をしたいな、と思うようになってから道が開けていきました。今は人前でおしゃべりすることが楽しくて、ラジオの仕事や司会をすることも多いです。
声で誰かを喜ばせたいという思いから、ものまね(メロンパンナのメロメロパーンチ!)までやるように(笑)似てるとか似てないじゃなくて、誰かが少しでも笑ってくれたらそれでいいんです!恥ずかしがらずにできるかできないかが勝負です!
Kaiさん:
ものまねは、うまいへたではない。やるかやらないか、ですね!(笑)
しゃけ:
あはは。確かに。音楽も上手な人だけのものではないですよね。楽しめるか楽しめないか。音楽づくりを楽しみながらやっている皆さんがうらやましいです。そしてどんどん夢も叶っていきますよね。
Kaiさん:
ウクレレ初心者の方のために「アロハレルヤ」という曲を作りました。僕はクリスチャンなので「ハレルヤ」のアロハバージョンみたいなつもりで。3つのコードだけでできているシンプルな曲なんですが、僕の知らないうちにクラブハウスで広まって、ラジオでも使ってもらったりして嬉しいです。
牡丹さん:
やってみたいな、と思ったことが自然に叶っていっているのが不思議です。中国茶と食器が大好きで集め中国茶の勉強をしたら、中国茶のカフェを経営できるようになりました。好きな筆文字を書いていたらアート書家になりお名前を書いて販売したり写真家の方と2人展を開いたり、教えたりできるようになりました。作詞作曲も夢がかないました。このままいつも楽しく人を笑顔にできたら幸せです。
しゃけ:
Kaiさんの「さくらばな」ウクレレソロバージョン、「アロハレルヤ」、カーペンターズの曲、牡丹さんの「さくらばな」、「Believe in Myself」、「は・つ・な・つ 〜early summer」、「雨音〜あじさいの季節のなかで」の弾き語りとものまね、メロメロパンチはこちらの音声インタビューから聴くことができます。
kaiさんって本当に素晴らしい人だなぁと思います。音楽に実直で、誠実で、面白い話もしてくれて大好きです。